LECTURE MATERIALS
寝てる間に動くAIを、今夜知る
MENSA限定 OpenClaw 90分ライブ — 講義資料
2026年2月28日(土)20:00〜21:30
専用のMac miniが必要です。
OpenClawは絶対にメインPC(MacBook等)にインストールしないでください。
OpenClawはファイルやネットワークにフルアクセスするため、
万が一の侵害時にメインPCのデータが危険にさらされます。
あきらパパのOpenClaw環境構築&実践セミナー
450名参加の実践セミナーアーカイブを無料公開中。OpenClaw(無料)の環境構築手順をわかりやすく解説
Claude Code 実践ワークショップ
OpenClawは無料のオープンソース。必要なのはMac miniとClaude Maxだけ。ワークショップでセットアップまで体験
OpenClawとは?— パソコン丸ごと1台をAIに渡す
ChatGPTとの根本的な違い
- ChatGPTは「聞いたら答える」。ブラウザを閉じたら何も起こらない
- OpenClawは「パソコン丸ごと1台をAIに渡す」。Mac mini上で24時間稼働し、頼んでないのに動いている
- 朝起きたらニュースが整理され、ブログの下書きが完成し、フォローバックも終わっている
Discordで指示する
- 日本語でDiscordにメッセージを送るだけ。プログラミング知識は一切不要
- チャンネルごとに用途を分離: ニュース収集、Amebloプロフィール書き換え、X自動化など
- 指示を送って放置 → 完了するとDiscordに結果が返ってくる
このセミナー自体がAI製
- このLP、講義資料、申込フォーム、Zoom案内文 — すべてAIが生成。人間が書いたコードはゼロ
- Discordに「MENSAのメンバー向けにOpenClaw体験会のLPを作って」と指示しただけ
- 修正もDiscordに「ここ直して」と書くだけ。コードエディタすら開いていない
?用語・概念の解説(4件)
OpenClaw
24時間自律稼働するAIエージェント。Discord・WhatsAppなど普段使いのチャットアプリから指示できる。Mac mini上で動作し、ブラウザ操作・ファイル管理・コード実行など幅広いタスクを自動化する。オープンソースで無料から始められる。
github.com/OpenInternetProject/OpenClaw →Discord
テキスト・音声チャットアプリ。元はゲーマー向けだが、現在はビジネスのチーム連携でも広く利用。OpenClawへの指示もDiscordから行う。チャンネル機能で用途ごとに整理できる。
discord.com →LP(ランディングページ)
ウェブ上の1枚完結ページ。訪問者に「申込」「購入」など1つのアクションを促すために作られる専用ページ。今見ているイベントページがまさにLP。
Mac mini
Apple社のデスクトップPC。手のひらサイズながら高性能。OpenClawの専用マシンとして使う。M4チップ搭載モデルは約95,000円。電気代は月数百円程度。
www.apple.com/jp/mac-mini/ →ライブデモ① — Xフォローバック自動化
セミナー中にリアルタイムで実行
- Discordで「最近フォローしてくれた人をフォローバックして」と指示
- OpenClawがXにログイン → フォロワーリストを取得 → 未フォローバックの人を特定 → フォローバック実行
- セミナー中にリアルタイムで完了。手動なら15分以上かかる作業が自動で完結
cronで毎朝自動実行
- この処理を毎朝自動実行するよう設定すれば、寝ている間に「返報性の法則」が回り続ける
- フォローバックだけでなく、いいね返し・リプライ整理なども自動化可能
?用語・概念の解説(2件)
ブラウザ自動操作
AIがChrome等のブラウザを人間の代わりに操作する技術。クリック・文字入力・ページ移動などを自動で行う。人間がマウスとキーボードでやることをAIが代行するイメージ。
cron(クロン)
Mac/Linuxに標準搭載のスケジュール実行機能。「毎朝9時に○○を実行」のような繰り返しタスクを自動化する仕組み。目覚まし時計のプログラム版。
ライブデモ② — Claude Codeで日本語教材を即時生成
参加者のリクエストに応えてその場で生成
- 日本語教師の参加者から「みんなの日本語30課の教材を作って」とリクエスト
- Claude Codeに指示 → 数十秒で会話スキット(寿司屋での注文場面)を生成
- 初回で70%の精度。「もっと初心者向けに」「生徒のペルソナを追加して」とフィードバックして改善
Claude Codeの強み
- ターミナル(黒い画面)から直接AIを操作。ファイルの読み書き・コマンド実行まで自律的に行う
- 「言語の壁」がない — 日本語で指示するだけ。プログラミング知識は一切不要
- OpenClawがDiscord経由の「常駐AI」なら、Claude Codeは「その場で呼べるAI職人」
?用語・概念の解説(3件)
Claude Code
ターミナル(黒い画面)から直接Claudeを操作するツール。ファイルの読み書き、コマンド実行、ウェブ操作まで自律的に行える。プログラミングに特化した「AIのコマンドライン版」。
docs.anthropic.com/en/docs/claude-code/overview →ターミナル
パソコンに文字で命令を出す画面。黒い背景に白い文字が特徴。マウスを使わず、キーボードだけでパソコンを操作する。プログラマーの基本ツール。
みんなの日本語
世界で最も広く使われている日本語教科書シリーズ。50課構成で、30課は「受身形」を学ぶ中級の入口。実際のセミナーで参加者のリクエストにより教材を生成した。
セキュリティ — 専用Mac miniの重要性
絶対にメインPCにインストールしない
- OpenClawはファイルやネットワークにフルアクセスする。メインPC(MacBook等)に入れると全データが危険にさらされる
- 必ず「専用のMac mini」を用意する。仕事用・個人用のPCとは完全に分離
- 万が一の侵害時、被害をMac mini1台に限定できる。これが「デジタル主権」の第一歩
新規アカウントで完全隔離
- 専用のGoogleアカウントを新規作成(既存のGmailは使わない)
- 格安SIMの電話番号を新規取得(povo等で月数百円)
- デビットカードで利用上限を設定(万が一の不正利用対策)
コミュニティスキルは入れない
- OpenClawには「スキル」という拡張機能がある。コミュニティ製スキルの中にはマルウェア(悪意あるプログラム)が含まれるリスクあり
- 公式スキル以外は入れない。自分で中身を確認できないものは使わない
- セキュリティの基本: 「便利そう」で飛びつかない。信頼できるものだけを入れる
?用語・概念の解説(4件)
デジタル主権
自分のデータを自分の管理下に置くという考え方。クラウドサービスにデータを預けず、自分のマシン(Mac mini等)で処理・保管する。情報漏洩リスクを最小化できる。
マルウェア
悪意のあるソフトウェアの総称。ウイルス、スパイウェア、ランサムウェアなどが含まれる。見た目は普通のプログラムだが、裏でデータを盗んだり破壊したりする。
スキル(OpenClaw)
OpenClawの機能を拡張するプラグインのようなもの。公式スキルは安全だが、コミュニティ製スキルは第三者が作成したものなので、安全性の検証が必要。
AI比較 — Claude, ChatGPT, Geminiの使い分け
Claude(Anthropic)— コーディングと構造化が最強
- プログラミング・コード生成はClaude一択。他のAIと圧倒的な差がある
- 構造化された長文の出力が得意。レポート・契約書・マニュアルなど
- OpenClawの「頭脳」として使われているのもClaude
ChatGPT(OpenAI)— アイデア出しと会話
- ブレインストーミング・壁打ちはChatGPTが得意
- 会話のキャッチボールがスムーズで、アイデアを広げるのに向いている
- 有料版(Plus/Team)で使えるGPT-4oは汎用性が高い
Gemini(Google)— ビジュアルと図表
- 図表・フローチャート・ダイアグラムの生成が得意
- Google Workspaceとの連携が強み。Googleドキュメント・スプレッドシートとシームレス
- 画像認識・分析も高精度
?用語・概念の解説(4件)
Claude / Claude Max
Anthropic社が開発したAI。Maxプラン(月$100〜$200)でAPI利用が大幅に拡大。OpenClawの頭脳として使われる。コーディング能力は業界トップクラス。
claude.ai →コスト構造と始め方
必要なもの
- Mac mini M4: 約95,000円(初期投資のみ・電気代は月数百円)
- Claude Max: 月$100〜$200(≒約14,000〜28,000円)
- 合計: 初月約12万円、2ヶ月目以降は月1.4〜2.8万円。人を1人雇えば月40万
セットアップの流れ
- ① 専用Mac miniを購入(中古でもOK・M1以降推奨)
- ② 新規Googleアカウント・電話番号・デビットカードを準備
- ③ あきらパパの環境構築セミナー(下記リンク)を見ながらインストール
?用語・概念の解説(2件)
M4 / M1チップ
Apple社が自社設計したCPU(プロセッサ)。M1が初代(2020年)、M4が最新世代。省電力で高性能。OpenClawにはM1以降のMacが必要。
API(Application Programming Interface)
ソフトウェア同士が通信するための仕組み。Claude Maxの料金はこのAPI利用量に基づく。「AIの使用量に応じた従量課金」と理解すればOK。
質疑応答 — 参加者のユースケース
IT業務の自動化
- GAS(Google Apps Script)で組んでいた業務自動化をOpenClawに移行
- レガシーシステムとの連携、定型レポート作成の自動化
- IT部門の「雑務」をAIに任せ、戦略的な仕事に集中
教育・語学への活用
- 日本語教材の自動生成(セミナー中にライブデモで実証済み)
- 生徒のレベルに合わせたカスタマイズ教材の作成
- 多言語対応の教材を短時間で量産
その他のユースケース
- 確定申告用の領収書OCR処理・自動仕分け
- Google Drive内の資料からRAG(検索拡張生成)で「自分だけのセカンドブレイン」構築
- ヘルスケアアプリ(水分摂取トラッキング等)の開発支援
?用語・概念の解説(3件)
GAS(Google Apps Script)
Googleが提供するスクリプト言語。スプレッドシートやGmailなどGoogle製品の自動化に使う。JavaScriptベースで比較的簡単だが、複雑な処理にはOpenClawの方が柔軟。
OCR(光学文字認識)
紙の書類や画像に書かれた文字をデジタルテキストに変換する技術。領収書をスキャン → 金額・日付・店名を自動で読み取る、といった使い方ができる。
RAG(Retrieval Augmented Generation)
AIが回答する際に、手持ちの資料を検索して参照する技術。Google Driveの資料をAIに読み込ませて「自分だけの知識ベース」を作れる。汎用AIが「自分専用AI」に変わる。
次回予告 — 定期開催シリーズへ
- 次回は来週土曜20:00〜。MENSA会員限定の定期シリーズとして継続開催
- 毎回テーマを変えながら、参加者のリクエストに応じたライブ実演を実施
- 参加者同士のユースケース共有・質疑応答の場としても活用