社外CXOを入れようか迷っている。
社外CFO、社外COO、社外CMO… いろいろなサービスがある。
「本当にうまくいくのか」 「費用に見合う価値があるのか」 「うちの会社に合うのか」
200社以上の経営支援を行ってきました。 社外CXOがうまく機能した会社も、 そうでなかった会社も見てきました。
その違いは何だったのか。 見えてきた「3つの条件」があります。
社外CXOが機能するかどうかは、 「CXOの能力」だけでは決まりません。
「経営者との関係性」で決まります。
うまくいった会社に共通していた3つの条件:
1. 経営者が「何を任せたいか」を言語化できている 2. 経営者が対話の時間を確保している 3. 経営者が専門領域を「任せる」覚悟がある
逆に、うまくいかなかった会社は: ・「何でもやってほしい」と丸投げ ・忙しくて対話の時間が取れない ・細かくコントロールしたがる
社外CXOは「代わりにやる」存在ではなく、 「一緒に考える」存在です。
その関係性が築けるかどうかが鍵です。
- 条件①:「何を任せたいか」が言語化されている
- 条件②:対話の時間を確保している
- 条件③:専門領域を「任せる」覚悟がある
条件①:「何を任せたいか」が言語化されている
社外CXOがうまく機能した会社の共通点。
「何を任せたいか」が明確だった。
【うまくいった例】 「資金調達を検討している。 銀行との交渉と投資家対応を任せたい。 月に2回のMTGと、随時の相談をお願いしたい。」
→期待が明確なので、成果も測りやすい
【うまくいかなかった例】 「経営全般を見てほしい。 何か改善点があれば提案してほしい。」
→期待が曖昧なので、何をすればいいか分からない
【なぜ言語化が重要か】
社外CXOは週に数時間〜十数時間の関与。 フルタイムのように「全部を見る」ことはできない。
だから、「ここを任せたい」が明確でないと、 何に集中すべきか分からなくなる。
言語化のポイント: ・今、一番困っていることは何か ・6ヶ月後にどうなっていたいか ・社外CXOに期待する成果は何か
これが言えれば、社外CXOは機能しやすい。
条件②:対話の時間を確保している
社外CXOは「相談」で価値を発揮します。 だから、対話の時間が必要です。
【うまくいった会社】 ・定例MTG(月2〜4回)を必ず実施 ・経営者が自ら参加 ・事前に議題を共有 ・MTG以外でも気軽に相談
【うまくいかなかった会社】 ・「忙しくて」でMTGがキャンセル ・経営者が参加しない ・議題が毎回「何かありますか?」 ・相談のハードルが高い
【なぜ対話が重要か】
社外CXOは社内にいないので、 対話がないと会社の状況が分からない。
状況が分からないと、 的確なアドバイスができない。
対話のポイント: ・定例MTGを「最優先」にする ・「忙しいから」でキャンセルしない ・良いことも悪いことも共有する ・「こんなこと聞いていいのかな」を恐れない
経営者が対話に時間を使えるかどうかが、 社外CXOが機能するかどうかを決めます。
条件③:専門領域を「任せる」覚悟がある
社外CXOを入れるということは、 専門領域を「任せる」ということ。
【うまくいった会社】 ・「財務はCFOに任せる」と決めている ・細かい作業に口を出さない ・判断を尊重する ・結果で評価する
【うまくいかなかった会社】 ・「すべて自分で決めたい」 ・細かい作業に口を出す ・判断を覆すことが多い ・過程にも結果にも不満
【なぜ「任せる」が重要か】
社外CXOを入れても、 経営者がすべてコントロールしようとすると、 CXOは能力を発揮できない。
「任せる」とは: ・方向性は一緒に決める ・実行は任せる ・結果で評価する ・途中で口を出しすぎない
これは経営者にとって難しいことです。 「自分でやった方が早い」と思うから。
でも、それでは社外CXOは機能しません。
「任せる」覚悟があるかどうか。 導入前に自分に問いかけてみてください。
社外CXO導入前のセルフチェック
- 「何を任せたいか」を具体的に言語化してみる
- 月に何時間、対話の時間を確保できるか確認する
- 専門領域を「任せる」覚悟があるか、自分に問う
- 3つの条件を満たせそうなら、導入を検討する
- 条件を満たせなさそうなら、まず状態を整える
社外CXOが機能するかどうかは、 「CXOの能力」だけでは決まりません。
「経営者との関係性」で決まります。
3つの条件: ・何を任せたいかが言語化されている ・対話の時間を確保している ・専門領域を任せる覚悟がある
200社以上の支援を見てきた中で、 うまくいった会社に共通していたのは、 「経営者の準備ができていた」こと。
社外CXOを検討する前に、 まず3つの条件を確認してみてください。
それが、良い関係性への第一歩です。