経営者は孤独だ、とよく言われます。
相談できる人がいない。 本音を話せる相手がいない。 分かってもらえる人がいない。
だから相談相手を探す。 メンターを見つけようとする。
でも、相談しても 孤独が消えないことがあります。
孤独は「相談相手がいない」から 生まれているわけではありません。
相談相手がいても、 孤独な経営者はいます。
逆に、相談相手がいなくても、 孤独を感じない人もいます。
孤独は「状態」の問題です。
「分かってもらえない」という状態が 孤独を作っている。
この構造が見えると、 孤独との付き合い方が変わります。
- 構造①:「分かってもらえない」という状態が孤独を作る
- 構造②:相談しても状態が変わらない構造
- 構造③:状態が整うと孤独が薄れる構造
構造①:「分かってもらえない」という状態が孤独を作る
孤独の本質は、 「分かってもらえない」という感覚です。
この感覚は、 相談相手がいるかどうかとは別の話。
相談相手がいても、 「本当には分かってもらえない」と感じていれば 孤独は続きます。
逆に、一人でいても 「自分は自分で大丈夫」と感じていれば 孤独は薄れます。
孤独は外側の問題ではなく、 内側の状態の問題です。
構造②:相談しても状態が変わらない構造
相談することで、 一時的に楽になることはあります。
でも、状態が変わっていなければ また同じ孤独が戻ってきます。
なぜか。 相談は「外側からの補給」だから。
外側からの補給は、 消費されれば終わる。
内側の状態が変わらない限り、 孤独は構造的に続きます。
構造③:状態が整うと孤独が薄れる構造
状態が整うと、 「分かってもらえなくても大丈夫」 という感覚が生まれます。
これは諦めではありません。 自己完結しているわけでもない。
ただ、他者に依存しなくても 自分で満ちている状態です。
この状態になると、 一人でいても孤独を感じにくくなる。
そして不思議なことに、 この状態で人と話すと 深いつながりが生まれやすい。
孤独の構造を観察する
- 今感じている孤独が「分かってもらえない」から来ているか観察する
- 相談で一時的に楽になっても、また戻っていないか確認する
- 一人でいるときの状態を見る
- 外側に求める前に、内側の状態を確認する
孤独を否定する必要はありません。 相談することも、悪くない。
ただ、孤独は 相談相手の有無ではなく、 状態の問題だという構造がある。
状態が整うと、 一人でも孤独ではなくなる。
そして、人といるときも より深くつながれるようになります。