状態と経営2026-02-055分で読める

部下が動かないとき、見るべき場所

指示は出している。 説明もしている。 それでも部下が動かない。

「やる気がないのか」 「能力が足りないのか」

そう思いたくなる気持ちは分かります。

でも、ほとんどの場合、 問題は別の場所にあります。

部下が動かないとき、 「部下の問題」だと思いがちです。

指示が伝わっていない。 モチベーションがない。 能力が足りない。

でも、ほとんどの場合、 問題は「場」にあります。

場とは、チームの空気のようなもの。 場が凍っていると、誰も動けない。

そして、場を作っているのは リーダーの状態です。

部下を変えようとしても、 場が変わらない限り、何も動きません。

  • 構造①:部下ではなく「場」が停滞している状態
  • 構造②:場を作っているのはリーダーの状態
  • 構造③:リーダーの状態が場に伝染する構造

構造①:部下ではなく「場」が停滞している状態

同じ部下が、 別のチームでは動くことがあります。

能力の問題なら、どこでも動かないはず。 でも、場が変わると動く。

これは「場」の問題です。

場が停滞していると、 どれだけ優秀な人でも動きにくくなる。

逆に、場が流れていると、 普通の人でも自然に動き出します。

構造②:場を作っているのはリーダーの状態

場の空気は、 リーダーの状態から作られます。

リーダーが焦っていると、 場も焦りで満ちる。

リーダーが不機嫌だと、 場は凍りつく。

リーダーが整っていると、 場は自然に流れ始める。

部下は、指示よりも先に リーダーの状態を読んでいます。

構造③:リーダーの状態が場に伝染する構造

状態は伝染します。 これは構造の問題です。

リーダーが緊張していると、 部下も緊張する。

リーダーに余裕があると、 部下にも余裕が生まれる。

「部下を変える」より、 「自分の状態を整える」方が 場への影響は大きい。

場が変われば、 部下は勝手に動き出します。

場の状態を観察する

  1. 会議中、場の空気がどうなっているか観察する
  2. 自分の状態が場にどう影響しているか確認する
  3. 部下を変えようとする前に、自分の状態を見る
  4. 整った状態で、もう一度場を見てみる

部下を責める必要はありません。 指示を増やす必要もない。

場が凍っているなら、 場を溶かせばいい。

場を溶かすのは、 リーダーの状態です。

自分が整うと、 場が静かに動き始めます。

← ブログ一覧に戻る